アラブ音楽で人気の6つの楽器 アラブ音楽で人気の6つの楽器

サウジアラビアの音

アラブ音楽で人気の6つの楽器

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聴くべきアラビアの楽器6選

 

アラビアの音は魅力的で、地元のフォークミュージシャンからスティングのような国際的なロックスターまで幅広く演奏されており、チェブ・マミとのデュエット曲「Desert Rose」では、アラビアのリフと歌詞が特徴的です。砂漠の音を出す楽器は、主に6種類(下記参照)あります。

ヨーヨー・マ、フィリップ・グラス、ブランフォード・マルサリスらと共演するパーカッショニストでワールドミュージシャンのユセフ・シェロニクは、「これらは5,000年前から一貫して演奏されてきた楽器です」と言います。「演奏者にも聴き手にも多大な影響を与えたし、そうでなければそんなに長くは続かなかっただろう」 とシェロニク氏が言います。シェロニクは、その長寿の理由を、心を落ち着かせる作用があるためと述べています。「フレームドラム(ドラムヘッドの幅が奥行きより大きいドラム)を聴いた人の脳活動を研究しました」とシェロニク氏は言います。「そして、脳波は急上昇するのではなく、平坦になるのです。」

「アラビアの楽器の音はとても美しい」と言うのは、ブルックリンを拠点に20年近くウードを演奏しているミュージシャンのブライアン・プルンカです。「有機的で温かみのある、深くて土のような音です。とにかく魅力的なんです」。

  • ラバーブ ラバーブ

    ラバーブ

    ラバーブは、8世紀に伝来した最古の弦楽器の一つで、ヴァイオリンなど西洋の楽器の先駆的な楽器です。ラバーブは、その埃っぽいツンとした音で、おそらく最もよく知られたアラビア楽器です。ラバーブは3つのバージョンがあります。最も人気があるのは「スパイクバイオリン」と呼ばれるもので、首が長く、底にスパイクがあり、地面に置いて演奏します。

  • ウード ウード

    ウード

    ウードもまた、アラブ音楽の代表的な弦楽器で洋ナシのような形状をしています。6本の弦を持ち、音程や音色はマンドリンとよく似ています。最初の頃のウードは、弦が3本しかありませんでした。ラバブより高いオクターブに調整さ れます。ウードも3つのバージョンがあります。アラブのウード、ペルシャのウードとトルコのウードです。アラブのウードは一番大きくて、音が深くて豊です。

  • カーヌーン カーヌーン

    カーヌーン

    弦楽器のカーヌーンは台形のような形をしており、演奏者の膝の上に置いて2本のピックで演奏します。初期のカーヌーンには26組の三重弦があり、左手の親指で弾くことでシャープ、フラット、微分音を出していました。しかし、20世紀初頭、西洋音楽にはないシャープ、フラット、4分音符を簡単に出せるように、マンダルと呼ばれるレバーを上下に反転させる装置が導入されました。

  • ナーイ ナーイ

    ナーイ

    ナーイはフルートやリコーダーのような木製の楽器で、端から吹いていきます。中空構造の杖から構成されています。アラブ版のナーイは、表に6つ、裏に親指用の1つの計7つの穴を開けて演奏をします。熟練した演奏者は、3オクターブの音域を出すことができます。

  • リック リック

    リック

    リックは、タンバリンに似たシンバルを持つ、手のひらサイズの小型フレームドラムです。当初のリックは木製のものが多かったのですが、現在ではアルミ製のものが多くなっています。真鍮製のシンバルは通常4枚1組で5組あり、リックの特徴である「ガラガラ」という音を出しています。「リックはいろいろな可能性を秘めた楽器で、私のお気に入りの一つです。リックでシンバルやドラムのヘッドを演奏することができます。普遍的に、エキゾチックに聞こえます」とシェロニク氏は言います。

  • ダラブッカ ダラブッカ

    ダラブッカ

    アラブ音楽は、ダラブッカに代表される打楽器が基本です。「ダラブッカは、人をアラビアに導いてくれる」とシェロニクは言います。「サウジアラビアのパーティーで踊るなら、ダラブッカは必ず出てきます」。ダラブッカの代表的な種類は、タブラとダンベックで す。通常、利き腕でない方の腕や膝の上に持ち、叩く位置によって重低音や高音、軽快な音を出すことができます。

このプレイリストでサウジの楽器の音を聴いてみてください。