古代からの宝物

古代博物館を訪れる

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古代博物館はサウジアラビアで最も重要な古代遺物コレクションのひとつです。国内の主要な遺跡から発掘された品々の宝庫であり、サウジアラビアの歴史に触れられるスポットです。

 

サウジアラビア最古の大学、キング・サウード大学の砂岩の建物の間に隠れるようにあるこの博物館には、1970年代と2004年に大学の研究機関によって発掘された遺物が展示されています。発掘現場のうち、リヤドの南西700kmにある重要な遺跡カリヤト・アル・ファウは、かつてキンダ族の中心地であり、主要な交易地でした。メディナの南東200kmにあるアル・ラバダ遺跡は、巡礼者や旅行者が立ち寄る場所でした。3回目の発掘が行われたアルウラのアル・クライバ遺跡は、かつてのダダン王国とリヒャン王国の首都で、第1千年紀のアラビア半島で最も洗練された都市のひとつだったと考えられています。

 

サウジアラビアにおけるイスラム以前および初期イスラムの文明を伝えるこれらの遺物は、見る人を過去への旅にいざないます。

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展示されている青銅の鍵、扉の取手、ドアノッカー、木製容器などは当時の日常生活を感じさせ、人間、馬、イルカなどの美しい小像や、カラフルなフレスコ画、アラバスターの破片、銀のボウル、金の指輪といった宝飾品類は芸術コミュニティの繁栄を物語っています。これらはすべて1~3世紀のもの。古代ギリシャ・ローマ時代のアポロとヘラクレスの美しい小像も見どころのひとつです。

 

木製の棺を含む紀元前3世紀~紀元後3世紀の保存状態の良い墓や、南アラビアの装飾文字が刻まれた青銅の額、8~9世紀の釉薬が施された陶器の貯蔵瓶や破片なども展示されています。

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遺物を見ることで、この国の人々やコミュニティの変遷をたどることができます。文化的で発展した初期アラビア社会は、その後の世界の礎となりました。

 

古代博物館には、スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子から寄贈された873枚の硬貨からなる洗練されたコレクションもあります。ローマ、ビザンチン、ササン、ナバテアの硬貨がすべて展示されているほか、ウマイヤ朝、アッバース朝、アイユーブ朝の見事なイスラム硬貨も紹介されています。

 

博物館は大学の観光・考古学部内にあり、土曜~木曜の午前8時から午後2時まで開館しています。入場は無料です。