統計局が発表した2020年の調査によると、サウジアラビアの人口の67%が35歳未満です。サウジアラビアの労働力の約半分(47%)を、この若者世代が占めています。
このような若い国であるサウジアラビアでは、世界中のミレニアル世代と同じような価値観を持った新しいビジネスや企業、取り組みが見られています。そこで、時代を変革している現代のキーパーソンを紹介しようと思います。最初に取り上げるのは、活気ある若者世代の一人、ルジャイン・アル・ウバイド(Lujain Al Ubaid)さんです。非営利団体「Tasamy」のCEOで共同創設者の彼女は、社会起業家を支援し、政府や民間機関と協働することで、社会問題に対する持続可能で革新的なビジネスソリューションを見出そうとしています。Tasamyの成功と目標、そして彼女がビジネスを始めるきっかけとなった人物について、以下のディスカッションでご紹介します。