コメディアンのタラル・アルシャイキがAlComedy Clubで公演

急成長を遂げるスタンダップ

サウジの愉快なコメディーの世界

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サウジアラビアで初めてのコメディー劇場、AlComedy Club(旧ジェッダ・コメディークラブ)は、芸を磨く場を探していたスタンダップコメディアン(お笑い芸人)のヤセル・バケルにより、2012年にジェッダで設立されました。それ以来、出演コメディアン達がTwitterやYouTubeなどのソーシャルメディアに登場したことにも後押しされ、王国でのコメディーの人気が高まりました。

女性のコメディアン達も躍進しています。サウジアラビア初の女性喜劇俳優の1人としてAlComedy Clubに出演したハトゥーン・カディは、YouTubeの番組Noon AlNiswaでキャリアをスタートさせました。女性コメディアンとして直面した最大のハードルは、女性は面白くないと考えられていることで、世界中の女性コメディアン達が同じ問題に遭遇していると彼女は話します。(「女子の視点」で作られた彼女の番組は、現在30万人以上の登録者を獲得しています!)

コメディアンのハトゥーン・カディ
コメディアンのハトゥーン・カディ

「Noon AlNiswa」は、現在30万人以上が登録しています!

サウジのスタンダップ

スタンダップコメディーの人気が高まった理由を説明するのは簡単なことではありません。しかし、人口の6割が30歳以下で「若者が突出」していることを多くの人が指摘しています。若い世代はインターネットを活用してオーディエンスを獲得し、YouTubeのようなプラットフォーム上で世界中のお笑い芸人を見て芸を磨くことができます。

しかし、サウジアラビア人は生まれながらの語り部でもあるため、お笑いは最近の現象であっても納得がいきます。社会風刺や控えめなユーモアも人気があると、AlComedy Clubのマーケティング兼セールスマネージャーをつとめるアマル・アブドゥルガファール氏は話しています。そして、お気に入りのコメディアンの1人に最近大人気のタラル・アルシャイキをあげています。「アルシャイキは、ラマダンの伝統を的を射ていながらも、当たり障りのない方法で語っています。」

「現世代の人気俳優のほとんどが、このクラブに出演しました。」アブドゥルガファール氏はこのように話しています。これには、サウジアラビアの人気映画「シャムス・アル・マレフ」に出演した4人のスター(1人はレギュラー)のうち3人が含まれます。当面の間AlComedyのプログラムは単発ですが、今後は王国全土にAlComedy Clubをオープンし、英語での公演を追加する予定です(今のところスタンダップ、寸劇、即興はすべてアラビア語で上演されています)。

サウジのエンターテイメントへの投資

2018年、ムハンマド・ビン・サルマーン・アール=サウード皇太子は、王国内の劇場を許可しました。また、政府が今後10年でエンターテイメント部門に640億ドルを投資することを約束しています(劇場やコメディークラブのほか、オペラハウスの建設も計画されています)。つまり、お笑いの世界は今後も勢いを増すに違いありません。

でも、今ジェッダに行けない人は、YouTubeやNetflix(「Comedians of the World」シリーズには2人のサウジ人コメディアンが出演)でこの国のお笑いの世界を覗いてみてください。

 

他にサウジで楽しめるところは?

お笑い以外にもたくさんあります!サウジの夏は、観光はもちろん、屋外でのアクティビティやショッピング、地元の料理を試食したりするのに最適です。詳しく見る

 

 

ディディ・グリュック

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