アラビアコーヒーの作り方

サウジの国民的飲料

Qahwa 101: アラビアコーヒーの淹れ方

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コーヒーは現在では世界のほぼ全域で楽しまれていますが、初めに人気を得たのは中東でした。一部の食物史家は、伝説に基づき、その起源が1,000年以上前に遡ると考えています。その昔、9世紀のエチオピアのヤギの放牧者が、ある低木の鮮やかな赤い実が動物たちに活力を与えることに気づきました。(コーヒー豆と呼ばれるものは、実際にはサクランボのような果実の種です。)そこで、放牧者は自分でその実をかじってみました。陶酔していた彼は、近くの修道院にこの実を持っていくことにしました。しかし、それを受け取った修道士は、実を刺激物として使うことを認めず、火の中に投げ入れてしまいました。次々と魅力的な香りを放った実は修道院の他の僧侶たちを引き付け、彼らはすぐに煎られた豆を火から取り出し、それを挽いてお湯に溶かしたということです。

Qahwa 101: アラビアコーヒーの淹れ方

コーヒーはそのうちメッカとエジプトに伝わり、16世紀半ばにトルコに、最終的にヨーロッパに渡りました。おそらく地域で長い歴史があることから、コーヒーは中東全域でおもてなしの象徴となっています。「サウジで来客がある際は、最初に出される飲み物です。」ヘリテージフードの記録者をつとめるマジェド・アルムハンナ氏はこのように話しています。イベント、懇親会、結婚式、個人の家庭、オフィス、もちろんカフェでも提供されています。

アラビアコーヒーの作り方: ダラーのセット

アラビアコーヒーまたはカフワ(サウジアラビアではこう呼ばれています)は、一般的に(いつもでないにしても)アラビカ豆を使用したコーヒーを指します。トルココーヒーとよく比較されますが、アラビアコーヒーはその濃厚さよりも「スパイス使用した豊かな味わい」とサーブの方法で有名だとアルムハンナ氏は述べています。

 

アラビアコーヒーの作り方: ダラーのセット

アラビアコーヒーには、ライトローストまたは深煎りされることがあるコーヒー豆を使用します。コーヒーを煎じる方法は様々ですが、アラビアコーヒーは通常沸騰させて、濾さずに出されます(ブラック)。砂糖は入れないのが普通で、王国の地域によってサフラン、シナモン、カルダモンやクローブなどを加えて沸騰させることがあります。サーブにはダラーと呼ばれるコーヒーポットが使われ、一度にカップの底を覆うだけの少量のコーヒーを注ぎます(これはフィンジャルと呼ばれています)。合図をしない限り、ホストまたはウェイターは少量ずつ注ぎ続けます。 コーヒーは通常、苦い風味を和らげる甘いデーツ、ナッツまたは砂糖漬けのフルーツなどと一緒に出されます。

アラビアコーヒー:地域による違い

アラビアコーヒー:地域による違い

アルムハンナ氏は地域ごとの焙煎の好みについて、「王国を北上すればするほどコーヒーの色が濃くなります。」と述べています。スパイスもコーヒーの色に影響する可能性があります。「南西部では、国の中心部や北部とは異なるスパイスのミックスが使われています。」アルムハンナ氏はこう付け加えます。王国の南部地域では、コーヒー豆の殻から作られたコーヒーも飲まれています。「このコーヒーは、コーヒー豆の殻と『ナクワ』というスパイスを使用しているため、緑がかった茶色になる傾向があります。」アルムハンナ氏はこのように話しています。

アラビアコーヒーはカフェインが多い?

アラビアコーヒーはカフェインが多い?

はい。そのため、一度に少量ずつ飲むことになります。「南部の地方で生産されるコーヒーはカフェインが少ない傾向にあります。」とアルムハンナ氏は述べています。また、コーヒーの消費が多い国では1日の早い時間帯に集中して飲みますが、サウジアラビア人は夜遅くまでコーヒーを飲むことがあります。アルムハンナ氏は「コーヒーを飲むのに最適な時間帯は、長い1日の後に再び活力を与える日没前の午後でしょう。」と話しています。

 

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豊かなコーヒーの歴史がある王国に、淹れたてのコーヒーとスイーツを楽しめるデザートカフェが誕生しました

 

—Didi Gluck

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