アル・バーハへの旅では、黄土色の砂漠のイメージとは異なるサウジアラビアを体験できます。高地にあるこの街には、古代の塔、緑豊かな森、曲がりくねった渓谷があります。古代のガーミド(Ghamid)族とザハラーン(Zahran)族はこの地域で独自の文化的アイデンティティを築き、ここでしか見られない1001もの石から作られたカスバの見張り塔を建設して、賑やかなスークを開きました。ハイライトは、車で街を出てヘアピンカーブが連なる山道を進み、アンズやザクロの果樹園を抜け、街の周囲に点在する約40の森に向かうドライブです。トールキンの作品のような谷や廃墟の塔を通って、有名な大理石の村ディーアイン(Dhee Ayn)へと続く道は壮観です。