サウジアラビア最高峰の3000メートル地点に位置する、ジュニパーの木に覆われたアル・ソウダの村は、サウジアラビアのアウトドアアドベンチャーの中心地です。ハイキングルートが張り巡らされた広大なアスィール(Asir)国立公園の一部であるこのエリアには、野生の自然と霧に覆われた谷があり、山の空気は涼しく、冬には雪が降ることさえあります。ハイキングやガイド付きキャンプツアーが人気のアクティビティですが、今も残る古代部族の文化にも触れられます。アル・ソウダの西にある、お菓子の村のようなリジャル・アルマー(Rijal Almaa)では、8月にフラワーマンフェスティバルが行われ、花の頭飾りを身に着けた男性など、先住民族のカハタン族の文化を垣間見ることができます。