ヘグラ

過去が思い起こされる数々の彫刻

ヘグラ

お気に入りに保存する お気に入りに保存されました

アル・ウラーから約22km先の、荒々しい砂漠の峡谷と山がちの地形に囲まれたところにヘグラ遺跡があります。サウジアラビア初のこのユネスコ世界遺産は、ナバタイ文明の証しとなる素晴らしい環境に位置しています。

紀元前1世紀半ばに遡るヘグラ遺跡からは、当時のナバタイの都市の様子を窺い知ることができます。考古学的に価値のある王国のこのスポットは、有名な姉妹遺跡であるヨルダンのペトラの南部という戦略的な立地にあり、かつてはアラビア半島、地中海世界、アジアを結ぶ重要な貿易ルートの一部でした。このルートは、ナバタイ人の都市が遺棄された後も、往来の多い貿易ルートとして、またメッカに向かう巡礼者のキャラバンのために、ヒジャーズ鉄道が建設された20世紀まで繁栄しました。

ドラマチックな石造りの街のヘグラを訪れること自体が、冒険であると言えるでしょう。ここには、露出した砂岩を削って造られた保存状態の良い何百もの芸術的な墓が並んでいます。数々の美しい建造物が刻まれたこれらの断崖絶壁には、芸術的な彫刻や古代建築を連想させる碑文もあります。これらの崖の中には、この地域の多様な歴史を象徴する古代社会の有力な支配層も埋葬されています。ヘグラには、正面に装飾が施された偉大な墓だけでなく、ナバタイ人の農業技術を証明する数多くの人工井戸もあります。

ジャバル・アル・バナト
ジャバル・アル・バナト

ジャバル・アル・バナト

100を超える記念碑的な墓があり、そのうち29基は砂岩の全面に彫られています。ジャバル・アル・バナトの墓石群は最大のものです。

ジャバル・アル・アフマル
ジャバル・アル・アフマル

ジャバル・アル・アフマル

18基の墓があるジャバル・アル・アフマルは、鮮やかな赤い色の砂岩の崖にちなんで名付けられました。ヘグラでぜひ探索してみたい名所の1つです。

ジャバル・イスリブ
ジャバル・イスリブ

ジャバル・イスリブ&ディワン

ヘグラの東に位置するジャバル・イスリブは、自然の山の露頭で、シク(Siq)と呼ばれる細長い回廊、豪華な宴会や会合のための大広間と言われている広々としたディワンもあります。

カスル・アル・ファリド
カスル・アル・ファリド

カスル・アル・ファリド

ヘグラの最も象徴的なカスル・アル・ファリドは彫刻を施した墓で、他の墓石から離れたところにぽつんと立っています。カスル・アル・ファリドは、ナバタイ人の重要人物や一族に属していたクザ(Kuza)の息子リヒャン(Lihyan)の墓と言われています。

ヒジャーズ鉄道
ヒジャーズ鉄道

ヒジャーズ鉄道

アル・ウラーを通過する歴史的な巡礼ルートを近代化する目的で、1900年にこれまでの古いルートに沿ったヒジャーズ鉄道の建設が始まりました。鉄道はメディナとダマスカスにまで通じていましたが、メッカまでのルートは第一次世界大戦の影響により完成しませんでした。ヘグラの駅では、今日でもヒジャーズ鉄道の機関車を見ることができます。

ヘグラの砦

ヒジャーズ鉄道の南端に18世紀に建てられたヘグラの砦は、旅行者のための避難所として使われました。鉄道の給水塔から要塞の貯水池に水を送り、巡礼者に水を提供していました。

旅の安全に対する取り組み

旅の安全に対する取り組み

デバイス機器を傾け回転させてください。
現在のウィンドウは小さすぎてこのシートを正しく表示できません。サイズを変更してください。