今日、修復された建物は博物館となっており、時を遡ってサウジアラビアのルーツを探索したい観光客に人気があります。1912年から1937年までのサウジアラビアの地図や写真のほか、様々な歴史的遺物や芸術作品、視聴覚資料など、魅力的な展示物があります。また、アブドゥルアズィーズ国王による城塞の占拠を再現した短編ドキュメンタリーも上映しており、木製の門に埋め込まれた王の槍の穂先を見ることができます。城塞の外にある広々とした中庭も見る価値があります。城塞のすぐそばにはスーク・アル・ザル(Souq Al Zal)があります。伝統的な工芸品、宝石、スパイス、カシミアのスカーフなどが並ぶこの市場では、王国の豊かな文化遺産を訪れた思い出となるお土産がきっと見つかるはずです。博物館は、金曜を除く毎日午前8時から正午と午後4時から9時まで開館しています。月曜と水曜は家族連れのみ入館できます。
リヤドでは様々な夏のアクティビティを楽しめます。サウジの首都であまり時間が取れない場合でも、マスマク城塞やスーク・アル・ザル(Souq Al Zal)、サウジアラビア国立博物館などの文化的名所を巡る半日ツアーに参加できます。